スピーカーをスピーカーユニットから作ってみた。
スピーカーの中身ってどうなってるんでしょう?
最近では100円均一でも売っていますが、少し不思議じゃないですか?
だって、ただの電流が振動となって音に変わり、僕の耳に伝わるんですよ。
電流が音に変わるその瞬間をみてみたいな、と思ったので作ってみました。
とはいえ、スピーカーを作るのはじつはとっても簡単なんです。
その気になれば5分から10分で音を出すまではできます。
本当に、簡単なんです。
では、作り方を紹介します。
まず用意するものは以下の4つです。
・エナメル線
・マグネット (100円均一にある。)
・ステレオケーブル (100円均一にもあるオスとオスのイヤホンケーブル)
・紙やすり (100円均一にある。)
あと、あればいいものとしては、ワニ口クリップとセロテープくらいだと思います。
と、そのまえに、スピーカーの原理について簡単に説明しますね。
と言っても、専門家でもない僕の理解なので、正しいとは限らないですが、
一応僕が調べた限り、こういうことなんだと思っています。
間違っていたら連絡ください。
スピーカーは基本的にはコイルと永久磁石でできています。
コイルに電気が流れると電磁石になります。
その電磁石が磁石の影響を受けて動きます。
電流は交流なのでそれに合わせて振動します。
その振動が空気を揺らして音になっているはず。
では、作り方に戻りましょう。
買った状態のエナメル線を絡まらないように、
くるっとセロテープで巻きます。
この時、エナメル線の両端は出しておいてください。
そして、その次はエナメル線の両端を紙やすりで削ります。
削る理由としては、ご存知の方も多いと思いますが、
エナメル線というのは、導線の周りに被膜してあり、
その被膜を剥がさないと電気が通らないためです。
そして、そのコイルの中に磁石を置きます。
これで、完成です。
この次は、イヤホンジャックとの接続です。
コイルの端を下のように片方は端子の先に、もう一方を根元につけます。
この根元につけるためにワニ口クリップが便利です。
端子はオスとオスなので、もう片方はスマートフォンなどにつないでください。
ちなみに、イヤホンジャックの仕組みは、下の写真で説明すると、
右(根元)がマイナス、
真ん中が右用のプラス、
左(先端)が左用のプラスになっています。
それを、黒いゴムが絶縁しています。
こんなこと知らなくても正直何も困りません。
これで音が流れるはずです。
しかし、音が小さい、流れない場合もあると思います。
そんな時は磁石を適当に動かしたり端子の接続を確認したり、
もう一度磁石を動かしてみたりしてみてください。
小学校か中学校で見た磁束線のイメージで
磁力が強い場所がコイルに当たるように意識して置いてみると
すこしうまくいきやすいかもしれません。
また、音を大きくするには、磁石を強くする、コイルの巻き数を増やすなどの方法があります。
どうでしょう。